「じゃこ勝つ」カレー登場 宇和島の壱番屋
愛媛の南予が誇るB級グルメ「じゃこカツ」が4月29日、全国最大手カレーチェーン店が展開する宇和島の店に限定メニューとして仲間入りした。提案したのはカレー好きが高じた宇和島市の男性。地域活性化を願い企画した新商品は、味も食べ応えも大満足の出来栄えになった。
新メニュー「じゃこ勝つカレー」を販売するのは、全国に約1300店舗を展開する「カレーハウスCoCo壱番屋」の宇和島国道56号店(宇和島市川内)。
壱番屋では各店舗の地域性を生かしたご当地メニューの開発が可能で、同店オーナーの大谷晶一さん(44)は常々オリジナル商品の開発を模索していた。きっかけは2015年夏。18歳から壱番屋のファンである宇和島寄松郵便局長の村口智彦さん(48)が「じゃこカツはカレーに合うはず。ぜひやってみて」と提案した。2人で試作をするなど相性の良さを確認し企画を進めた。6月末までの限定販売だが、好評なら期間延長し、看板メニュー化を目指す。価格は780円から。